micro:bit実習(4)条件判断

 

コンピュータ・プログラムの重要な要素

「条件判断」を「IF」構文で説明します。

 

実例としてmicro:bitが持つ「明るさセンサー」の入力値によって暗くなると「幽霊」が表示されるというプログラムを作ります。

 

「ずっと」ブロックの中へ

「論理」群から「もし<真>なら・・でなければ」

を組み込みます。

 

 

 

 

 

 

続けて「もし・・・」ブロックの<真>の部分へ

 

「論理」群にある

六角形の2つの数値の比較ブロック

< 0 < ▽ 0 >

を入れます。

 

 

IF文の比較条件を更に詳しく設定します。

 

「入力」群から(明るさ)を左側の「0」へ入れます。

 もし(明るさ)<▽ 0 なら 

 となります。

 

※(明るさ)のブロックをプログラムが通過した瞬間に、明るさセンサーから測定値を取得します。

 

 

 

明るさの測定結果は0~255で得られます。

 「0未満」はマイナスの値なので、あり得ません。

 

なのでキーボードから

「明るさが128未満なら」

に書き換えます。

 

※(明るさ)のブロックを使ったとたんに、

左上のシュミュレータ基盤に半月マークが現れます。

 


 

 

 

条件が決まったので、それらに対する反応を記述します。

 

「もし」ブロックのE表示の中へ「基本」群から

 

上側にはアイコンを表示(幽霊の顔)

下側には「表示を消す」

 

をセットします。

 

暗くなると幽霊の顔が表示され

明るくなると消える

というプログラムになりますね!

 

画面左側の「シュミュレータ」部分に注目してください。

上半分が黄色く塗りつぶされた丸い円が見えます。

 

この境目をマウスドラッグすることで、シュミュレータ世界の照度を変更することができます。

 

128未満にすれば幽霊マーク、以上は何も表示されない

ことが確認できました。

 

条件判断(IF構文)の説明を終わります。

 

※実際のプログラムでは

 室内の照度を事前に測って値を設定します。

 私の部屋は「10」程度になりました。