コンピュータ・プログラムの重要な要素
「条件判断」を「IF」構文で説明します。
実例としてmicro:bitが持つ「明るさセンサー」の入力値によって暗くなると「幽霊」が表示されるというプログラムを作ります。
「ずっと」ブロックの中へ
「論理」群から「もし<真>なら・・でなければ」
を組み込みます。
続けて「もし・・・」ブロックの<真>の部分へ
「論理」群にある
六角形の2つの数値の比較ブロック
< 0 < ▽ 0 >
を入れます。
IF文の比較条件を更に詳しく設定します。
「入力」群から(明るさ)を左側の「0」へ入れます。
もし(明るさ)<▽ 0 なら
となります。
※(明るさ)のブロックをプログラムが通過した瞬間に、明るさセンサーから測定値を取得します。
明るさの測定結果は0~255で得られます。
「0未満」はマイナスの値なので、あり得ません。
なのでキーボードから
「明るさが128未満なら」
に書き換えます。
※(明るさ)のブロックを使ったとたんに、
左上のシュミュレータ基盤に半月マークが現れます。
条件が決まったので、それらに対する反応を記述します。
「もし」ブロックのE表示の中へ「基本」群から
上側にはアイコンを表示(幽霊の顔)
下側には「表示を消す」
をセットします。
暗くなると幽霊の顔が表示され
明るくなると消える
というプログラムになりますね!
画面左側の「シュミュレータ」部分に注目してください。
上半分が黄色く塗りつぶされた丸い円が見えます。
この境目をマウスドラッグすることで、シュミュレータ世界の照度を変更することができます。
128未満にすれば幽霊マーク、以上は何も表示されない
ことが確認できました。
条件判断(IF構文)の説明を終わります。
※実際のプログラムでは
室内の照度を事前に測って値を設定します。
私の部屋は「10」程度になりました。