[メダカビオトープIOT化] メダカビオトープの経過

 

2021年1月室内で飼っていたメダカ水槽を屋外に移設することを決定し、3月頃に生物を投入
運用を開始しました。

写真は2021年6月末の様子で、

 メダカ4匹

 エビが20匹くらい

 オタマジャクシが6匹

 巻貝多数

 正体不明の生物数匹(多分ヤゴ)

 水草・スイレン

が生息しています。

 

次の動画はできればYoutube上で再生し、フルHD動画でお楽しみください。

 

運用開始直後の写真

 

セメントをコネるプラ舟で池の本体
杉の板を焼いて防腐処理した板で工作
焼杉板でプラ船の側面を覆い隠し

ろ過ポンプ小屋を作り

大田川で拾ってきたジュラ紀の石を入れ

パソコンデスクとプリンタ台の上に設置

以降、水草などはスイレンを除いて採取物です。

総費用は2000円以下

 

アマゾンでソーラーパネルと噴水ポンプのセットを998円と格安で売っているのを見つけました。

 

安いのですが水を1.5mほど噴き上げる能力があります。

 

これで自家製のろ過装置に水揚げさせ、池の水を循環・浄化させようとしたわけです。

実は屋内水槽飼育で、週一の水替えに辟易してたので。

 

100均のプラBOXを2段に重ね、

上段はポンプの揚水を塩ビ管の穴から噴出し、濾過スポンジでゴミを除去

下段はゼオライトや木炭でバイオ浄化

するシステムです。

 

これを屋外紫外線にさらすと多分100均なので、劣化が酷く夏は越せないと思い、濾過小屋を一棟建築しました。

小屋はかなり真面目に設計し、屋根は取り外し可能になってます。

 

ところがです、絵にかいたような運用にはなかなかならない。

 

2月の寒波では氷点下かなりまで下がったようです。

 

朝起きると池の水面は凍っていました。

まだ生体は投入してない時期です。

バクテリア育成とソーラー濾過システムの試運転中

 

このまま放置するとどうなるのか観察していたところ・・・

 

 

昼から天候回復しソーラー運転が始まると、

池の水は正常にポンプ小屋へ送られたのですが、ポンプ小屋の中の排水菅がまだ凍結してつららが下がっている状態でした。

いわゆる「オーバーフロー事故」が起きてしまったわけです。

 

池の中は高低差を付け2段にしてあり、ポンプは浅い方に設置してあるので、メダカが最低限生きるための水深は残るようになってましたが・・・

 

不要な灯油タンクを切って受け皿を作り、万一上段で水があふれても、ポリタンクで水を受けて池へ戻す「オーバーフロー水路」を付けました。

いわゆるフェールセーフ機能(セーフティーネット)ですね。

ここで、丸投げ運転は非常に危険だと気づきました。

(別途水タンクを用意し、水位が下がったらタンクから補給するという手もあるのですが、水質問題や結局キリが無い)

制御基板も数百円と非常に安価ですけどね。

 

冬場は凍結、夏場は水温上昇

(メダカは35度以上で☆彡になります)

水の蒸発、ポンプ故障・・・等々、一杯不安要素があります。

 

実際、4月になると苔が発生し、揚水管が詰まって濾過が停止、翌週にもオーバーフロー水路のパイプが詰まるなど、思ってもいなかった事故が連続発生しています。

 

これを何とか解決するには???

 

そりゃ、ボランティアネタにもなる「 IOT」をやってみるしかないじゃろう!

 

と2月末に思い至ったのであります。

 

(写真はろ過小屋内での凍結の様子

ここから池の外に、水を捨てていた)