前回までで、温度計2本からデータを取得できるようになっている。
今回はWiFi接続とクラウド送信にチャレンジ
これは、Ambientサイトなどに豊富な事例が載っているので割と簡単である。
自身のメールアドレスを使って、無償のアカウントを作成する。
続いて「チャネル」と呼ばれるクラウドスペースを獲得する。
1つのチャネルに8個までのデータを時系列に格納可能
連続で送信するとDDOS攻撃と勘違いされるので、時間稼ぎは絶対に忘れずに入れましょう。
ブレッドボード上に、1.1kΩのプルアップ抵抗を挟んで温度センサーを接続
5分おきに室温を測り、クラウドへ送信するプログラムを書いてみた。
12時間程度の温度変化のグラフを表示させてみた。
グラフは縦軸にどのデータを指定するか程度の設定で、取りあえずはOK
さすがAmbientよくできてる。
こちらは12時間のデータをクラウドからダウンロードし(CSV形式)ExcelとNotePadで表示したもの。
クラウド側で受信した時刻が自動付与されてるので、端末側にはリアルタイムクロック機能が無くてもOK
これだけのことを一昔前にクラウドなしでやろうとしたら・・・ものすごい時間とテクとパソコンなどの機器が必要でした。
そもそもWiFiがそんなに簡単に使えなかった。
技術進歩ってものすごく早いねえ・・・
温度と照度の2つのセンサーデータを送信中
やはり今のままでは2000mAクラスのダイソー電池の持ちが問題ですね。
1日程度でお亡くなりになりました。
ディープ・スリープシステムを使わないと。
一応、今回で基礎的な実験は終了です。
次回は屋外設置に必要な(経験のない工作)防水パッケージング
最後は、省電力化のためのデータ圧縮とディープスリープ機能の実装による長期乾電池駆動など。
WiFiが込み合う場所では接続ができず無限ループになって電池が消耗することがあるらしい。
DeepSleep処理を付け加えるときにはちゃんと対応したい。