いろんな方法があるようですが、私の場合はフリーソフトを使った王道的なやり方です。
1 3Dデータを作成 or ネットから取得
■ 自分で作る場合
3次元データを作ります。
使うのはフリーで使える「Fusion360」という3D-CADソフト(商用利用は不可)
業務用超高機能なソフトですが、簡単な操作で直感的に3次元物体を造形できます。
■ 既存データを利用
公開された3Dデータのダウンロードはこちらから
世界中の人が作った無償データがたくさんアップロードされています。
前のブログで紹介した「PlotClock」のパーツもありました。
出来上がったデータを「STL」形式で保存します。
2 3Dプリンタ用にデータ変換(スライス)
フリーソフトの「CURA(クーラ)」を使います。
「STL」ファイルを「Gコード」形式ファイルに変換します。
ここでどのように積層していくのかを細かく指定することが可能です。(上級者向け画面を開けば)
自動で内部をハニカム構造で充填するなど、素晴らしい性能です。
入門者向け画面がデフォルト表示されるので、初めてでも全く戸惑うことはありませんでした。
3 3Dプリンタで印刷
「Gコードファイル」を3Dプリンタに読み込ませて造形
ここまでくれば後はボタンを押すだけ。
完成にはかなりの時間がかかります。
フクロウのペアで80分
船は120分程度かかりました。
Amazonから届いた箱を開け、フクロウ印刷終了まで約3時間で全くトラブルはありませんでした。
4 完成
個人向けプリンタで印刷できる素材は、
・固いが生分解するもの
・加工が簡単で粘りがあるもの
・やわらかい素材
・対候性素材
などいろいろです。
プロ用には、食物や金属あるいは生体が出力できるものもあります。