[3Dプリンタ] 安価な製品は管理が大変

 

久しぶりにスライドレールを使った車中泊用テーブルのブランケット(取り付け治具)を作ることにした。

 

1個出力に2時間単価は数十円で、似た製品を買えば1個500円で穴の位置が合わないという物しかない。

結果だけ見れば素晴らしい!のだが・・・

 

実は、そりゃもう大変だった。

3Dプリンタのトラブルはあまり表に出ないけど、皆さんも大変苦労されてるようです。

 

 

まずは、出力がベッドへ固定されず焼きそば状態になってしまう件

なぜ前回からそうなったのか良くわからないが、原因の一つが気温ではないかと。あるいはコーティング劣化か。

 

原因は不明だが、スティックのりを塗ることで完全に解決した。

 

 

 

吐出用ヘッドと造形用ベッドの隙間はコピーペーパー1枚+αに設定すべしとある。(0.12mm推奨)

 

が、今回隙間を設定した紙が超貧乏紙で、薄過ぎた。その結果がこれ。

 

 

貧乏紙は0.09mm厚さだった。

0.03mmの差でこうなった・・・

平面は凸凹になるし、ヘッドが引っ掛けて溝になるし、妙な山が立つ。

 

もう一点は「紙がヘッドにこすれる程度に高さを調節しなさい」とのマニュアル記述

しかしどの程度擦ると良いのかがわからない。

かなりタイトな設定がいいと思い込んでいた。

結局かなりスカスカで良かったみたい。

 

 

続いて環境温度の管理問題

 

購入した秋ころには超キレイに積層されていたが、今回は風化したスフィンクスよろしく隙間だらけ。

隙間はかんたんに剥がれて強度ゼロ

(アクリル用接着剤で強固に接着はできましたが)

 

この隙間は室温が変わった時に生じているのではないかと思う。

ネットを検索すると20度以上を保たないといけないらしい。

 

ということで、いろんな問題が絡んでて解決には2日間かかってしまった。

温度管理は7万以上のBOX型高級機を買えば解決していたとは思います。

 

問題解決に気を良くして夜を徹して印刷中

監視に使ってるATOM-CAM2の暗視機能は優秀です。

 

 

 

 

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